人造湖と水域生態系 3
一般に、魚から哺乳類にいたる脊椎動物や、高等植物はよく知られているか、よく知られていなくても、どちらかというと調査しやすいものです。
微生物は、藻類のような植物にしても、原生動物や線虫のような土壌微生物にしても、椀脚類訳注)のようなプランクトンにしても、よく知られていませんし、種の段階まで同定するのは容易でないのです。
これらの生物は、生態系のダイナミックスにおいて重要な役割を演じているので、その系統分類や生物学的性質についてもっと知識をもつことが大いに必要とされます。
同時にこれらの微生物は、いっしょになって生態学的に驚くべき物ごとをなしとげる大きなグループとして取り扱われており、われわれは、彼らがその仕事をつづけることを望んでいるのです。
貯水による陸域生産の得失生態系の変化をもたらす開発計画に、通常適用される費用・・・便益分析における、持続的な不足額の一つは、この計画を企画しなかった場合の、実際上および潜在的な便益です。
この中には、計画が企画された場合に、失われる生物生産の構成要素の評価がふくまれます。
貯水される土地からの陸域生産の消失は、見逃されることが多いのです。
陸域生産は、野生の動植物に(それらが有用とみなされる場合には)集約されます。
しかし、それらは天然物のこともありますし、農作物、畜産物、林産物をもたらす、人間に管理された生産のこともあります。
相対的な精度で、現在の生産の価値が見積もられるでしょう。